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エコキュート

エコキュートってなに?

最近CMなどで有名な「エコキュート」。皆様も耳にした事があるのではないでしょうか。けれど、名前は知っているけれど、エコキュートにどんな特徴があるのか、どう選べばいいのかわからない方も多いのではないでしょうか?ここでは、選ぶ前に知っておきたいエコキュートについての基礎知識をまとめました。

エコキュート概要

エコキュートとはヒートポンプ式給湯器です。大気中から熱を吸収して、その熱を利用してお湯を沸かすシステムです。燃焼しないので、排気がなくクリン、しかも高いエネルギ効率を得られます。エコキュートはヒートポンプ技術を利用し空気の熱で湯を沸かすことができる電気給湯機のうち、冷媒として、フロンではなく二酸化炭素を使用している機種の総称です。もともとある電気温水器は、ヒーターで水を沸かしますが、エコキュートは自然冷媒であるCO2を使ったヒートポンプシステムによって、大気中の熱を汲み上げ、給湯に必要な熱エネルギとして利用するものです。エコキュートは、ヒートポンプユニットと貯湯ユニット(タンク)の2つからなります。

エコキュートは省エネ?

エコキュートは大気の熱を効率よく取り入れてお湯を沸かすため、電気代が少なくてすみます。また、 エコキュート には学習機能が付いていて、それぞれの家庭のライフスタイルにあった湯量を過去の使用量などから判断、必要な量だけを湧き上げてくれることもあります。加えて細かな付加機能タイプもあるので、上手に設定すれば、無駄を減らし、省エネ効果をアップさせることもできるでしょう。エコキュートでは主として、夜間電力(昼間に比べて約70%もトク)を利用するので、ランニングコストが従来のガス給湯機に比べ1/5から1/8の量となり、断然おトクになっているのです。

エコキュートの年間電力

エコキュートはヒートポンプ技術を使った給湯器というのはお話しましたが、エコキュートの年間平均機器効率が約300%(電気を1投入すると熱をその3倍つくる)であれば、発電効率が33%の以上の火力発電所で発電した場合、ガスを使った従来式燃焼式給湯器(エコジョズ機器効率95%)より省エネルギという計算になります。ヒートポンプの特性上、気温が高いほうが効率が良くなりますが、オル電化住宅で用いられる時間帯別電灯契約では昼間に料金が高いので通常は深夜電力を使います。しかし貯湯中の放熱ロスが発生するので昼間の太陽光発電の余剰電力をエコキュートで吸収すれば効率が向上するという分析結果もあるそうです。

エコキュートと原子力発電

東日本大震災以降、原子力発電所のほぼ全てが停止し、全電源発電効率が低下している今では、使用条件によっては省エネルギ、省二酸化炭素ではありません。現在、殆どの原子力発電所が停止し全電源発電効率が低下するとともに電力需給が逼迫しているため、各電力会社はオル家電およびエコキュートの宣伝を停止もしくは自粛しています。

エコキュートの魅力

エコキュートの魅力でまずなんといっても大きいのが、「環境にやさしい」ということです。二酸化炭素(CO2)の大量排出などによる地球温暖化現象は年々深刻化しています。エコキュートは、高温給湯の時でも火を使うことがないので、従来の燃焼式給湯器と比較して、約50%のCO2しか排出しません。1の電気で3以上の熱エネルギを生み出せるCOP(エネルギ消費効率)の高さが、CO2排出量の大幅削減を可能にしたのです。さらに、エコキュートはフロン系冷媒ではなく自然冷媒であるCO2を使うため、オゾン層破壊係数もゼロという優れもの!その他、給湯や風呂自動お湯はり以外に、浴室換気乾燥暖房や床暖房と連動するものもありますし、地震などの災害時に断水してしまった場合には、タンク内のお湯を生活用水として利用することも可能です。プランニングの際には、 エコキュート 単体での機能だけでなく、住まい全体に必要な機能を考慮して検討するようにしましょう。

エコキュートの名称

エコキュートという名前の由来は、「エコ」は環境にやさしい、「キュト」は給湯そのものと、かわいいという意味を含めているとか。 エコキュート という名称は商品名ではなく、電力会社や給湯機メカが「自然冷媒ヒートポンプ式電気給湯機」を総称する愛称です。カタログなどを見るとわかるように、さまざまなメカの商品についている名称です。

エコキュートの価格

エコキュートの本体価格は、タンクの容量や機能によって異なりますが、工事費別で60~80万円台程度。燃焼型給湯機器と比較して機器が高価ですが、割安な深夜電力を使用すれば燃焼型給湯器に比べ運転費用が抑えられます。エコキュートのタンクの容量が大きく、多機能になるほど価格はアップします。従来の電気温水器と比べれば割高ですが、高い給湯効率と割安な夜間電力を組み合わせることにより、電気代は従来のヒーター式の約3割ほどになるというデタもあります。

エコキュートの容量

エコキュートには、スタンダドなタイプのほか、薄型やコンパクトサイズのタイプ、集合住宅用もあります。また、3階にバスルムを設置する場合などには、パワフルなシャワが可能な高圧タイプや水道直圧タイプを選ぶことが必要ですし、エリアによっては、塩害タイプや寒冷地タイプを選ぶことも必要になるでしょう。タンクの容量もさまざまなので、家族構成やライフスタイルに合わせて選ぶようにしましょう。タンク容量のおおまかな目安としては、2~3人家族であれば300リットル、3~5人であれば370リットル、4~6人であれば460リットル程度と言われています。

エコキュートと補助金

エコキュートの設置に対して、地方自治体によっては、エコキュートの補助金制度を設けているところもあるので、事前に確認してみてはいかがでしょうか。エコキュートを導入を検討する場合は、できるだけ早めに設計担当者に相談をしましょう。限られた土地にエコキュートの設置スペスが取れるかどうかを前もって確認をしておきましょう。また、ヒートポンプユニット運転音はエアコンの室外機程度ですが、深夜に作動するので、密集地などの場合にはエコキュートの設置場所も気を配りたいもの。隣家の寝室が近い場合など、プランニングに配慮するようにしましょう。

エコキュートとヒートポンプ

ヒートポンプは元々は脱フロン化のために二酸化炭素 (CO2) を冷媒としたカエアコン用として開発されましたが、ガス圧力が非常に高く (10MPa) コンプレッサが二段になるなど装置が重くなる点や、凝縮器が高温でカエアコンには不向きであったものを、湯沸かし用途に転用したものです。ヒートポンプは冷蔵庫やエアコンに広く利用されている技術です。二酸化炭素は地球温暖化係数が1で代替フロンの1300と比べて環境負荷が低く、不燃性なのでガス漏れしても安全です。

エコキュートのメリット
  • ヒートポンプ技術を使うことで、発電効率が高い場合には給湯の省エネルギが実現できます。
  • 優遇された料金により従来式燃焼式給湯器と比較して給湯にかかる光熱費が抑えられます。
  • タンクにお湯を貯める仕組みから、断水してもタンクの水を非常用水として活用できます。
エコキュートのデメリット
  • 空気熱を利用するため冬は効率が低下し光熱費が高くなります。
  • 機器が複雑で高価です。
  • 今後の発電事情により電気料金が割高となる可能性があります。
  • 深夜に運転開始することから、近隣への騒音トラブルになることがあります。
  • 貯湯タンクのためのスペスを必要とし貯湯している間の放熱ロスがあります。
  • 停電時に使用できません。

エコキュートの各メカ特長

エコキュートは様々なメカが販売しています。各メカから提案されている最近のエコキュートをみてみると、その機能や使い勝手はますますアップしてきています。フルオトタイプ、セミオトタイプのエコキュートも出ていますし、小さなお子さんやお年寄りの入浴時でも安心な双方向会話機能や音声ガイダンスなど浴室リモコン、キッチンリモコンの機能も各社工夫を凝らしています。各メカの大きな特長を見てみましょう。

日立のエコキュート
日立のエコキュートの注目の機能はお風呂の追い焚き機能です。毎日利用するものですし、家族の入浴時間がバラバラなお宅にとっては欠かせない機能ですね。
ナショナルのエコキュート
ナショナル製の特徴はなんと言っても大容量。業界№1です。容量が多ければスペスが心配ですが、他社の300Lサイズで360Lの要領があります。これならスペスも安心ですね。
ダイキンのエコキュート
ダイキンのエコキュートは、なんといっても高い省エネ性が特徴です。ダイキン独自の技術により電気ヒーターに比べ、なんと3倍の効率があります!
三菱のエコキュート
三菱のエコキュートは給湯機能、特にお風呂での使い勝手を重視した製品になっています。各メカのエコキュートの中でもトップクラスの高運転率とお得な深夜電力の利用により、運転にかかるコストはなんと月に1000円程度にまで抑えられます。
エコキュート選びのポイント

その他、給湯や風呂自動お湯はり以外に、浴室換気乾燥暖房や床暖房と連動するものもありますし、地震などの災害時に断水してしまった場合には、タンク内のお湯を生活用水として利用することも可能です。エコキュート設置の際には、 エコキュート単体での機能だけでなく、住まい全体に必要な機能を考慮して検討するようにしましょう。

手話とわたし
床暖房でエコしましょ!